1996-03-01 第136回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
先生が御指摘のとおり、私ども、施設だけで支所を含めまして三百持っておりますが、そのほか構外作業場などを含めますと三百七の施設がございます。私どもの重要な仕事の一つは、その施設をいつも使いやすいものにしておかなければならないということでございますが、厳しい予算事情もございまして、なかなか一遍に改善ができないということでございます。
先生が御指摘のとおり、私ども、施設だけで支所を含めまして三百持っておりますが、そのほか構外作業場などを含めますと三百七の施設がございます。私どもの重要な仕事の一つは、その施設をいつも使いやすいものにしておかなければならないということでございますが、厳しい予算事情もございまして、なかなか一遍に改善ができないということでございます。
また、開設以来百五年の歴史を有する網走刑務所は、千七百二十二ヘクタールに及ぶ広大な土地を所有し、二百七十三ヘクタールを農場として活用して構外作業を取り入れた農園刑務所として運営されております。
派遣日程の第一日目は、松山刑務所と、その構外作業場として刑務作業を行っております大井造船作業場に参りました。 第二日目は、広島高等裁判所におきまして、同裁判所、広島地方裁判所、広島家庭裁判所、広島高等検察庁、広島地方検察庁、広島法務局、広島矯正管区、広島地方更生保護委員会及び広島入国管理局のそれぞれの機関の方から管内の概況について説明を伺い、懇談いたしました。
これも現在の監獄法自体のつくられた当時の考え方からいけば、受刑者が現在、例えば構外作業場でああいった形で働いたり、あるいはこれは釈放前にやはり何人か隊を組ませましてスーパーマーケットその他に行って現実の社会感覚というのを身につけさせるようなことをしておりますけれども、こういったものも当時の法律の考え方からはやはり逸脱しているのじゃないかと思われますが、その後これは訓令の改正でそういうことができるようにいたしました
少年院の場合には実科訓練、教育訓練、いろいろやりますし、戸外の運動時間等もございますし、あるいは軽作業に従事させるという構外作業を行う場合もございますので、どうしても余計におなかがすくということによってその差がついているわけでございます。
本件はたまたま不幸でございますが、その外掃夫の一員が起こしたものでありまするが、これらの外掃夫が外の職員宿舎地域におきましていわゆる雑草の摘み取りでありまするとか、あるいは土の運搬でありまするとか、そういった構外作業にふだんは従事しております。
○政府委員(石山陽君) これは先週の土曜日、三月二十三日の朝の出来事でございましたが、これは大阪拘置所ではない、大阪刑務所の構外作業に出役しておりました外掃夫のうち一人の者が、ただいま委員御指摘のように職員宿舎地域におきまして引っ越し荷物の積み込みを手伝っておりました際に逃走をいたしました。
ただ尾道支所の場合には現在有井の作業場という構外作業場がございまして、そこに出役しておるという事情が一つはあるように思います。それから、一般的に申しますと適格者の数というのがふえておるのだろうかといいますと、全国的に見ますとかなり質の悪化がこのごろ憂えられておりまして、受刑者に適格者がない場合があり得るということは念頭に置かなければいかぬだろうと思います。
○岡部説明員 受刑者の構外作業に最賃法の適用があるかどうかというお尋ねでございますが、これは先ほども法務省の方から答弁がございましたけれども、監獄内であれ監獄外であれ、刑の執行の一環として受刑者の矯正を目的として監獄職員の管理下において行われる作業でございますので、これは労働基準法あるいは最賃法にいうところの労働者と見てはいないわけでございます。
そのような形で、現在まで先ほど御指摘の構外作業場で構外作業をやらせておりますが、現在まで事故はほとんど何もないという状況になっております。 それから第二のお尋ねでございますが、作業に従事する場合の安全性の確保がどうなっておるかという点でございます。
網走刑務所は、明治二十三年開設され、昭和四十三年Bクラス収容施設とされるまで長期受刑者を収容し、当初から農耕、牧畜、造林等の構外作業を主体として運営されてきたもので、現在千七百ヘクタールに及ぶ敷地総面積に耕地二百三十四町歩、山林千三百六十町歩を有し、常時収容人員の約半数を構外作業に出業させており、同所における二見ケ岡、切通等各泊り込み作業場における開放的処遇は画期的なものであります。
同所は、一千七百ヘクタールに及ぶ広大な管理地域を持ち、常時収容人員の半数に近い者を構外作業に出業させており、創設以来構外作業を主体とする農園刑務所として運営されてきたところに特色があります。
それからさらに皮工、皮製品をつくらせるとか、あるいは紡績をやらせるとか、さらには構外作業と申しまして、刑務所のへいの外のかなり離れたところの耕うん地などで農耕をやらせるとか、あるいは事業所の職工さんにまじって働くというような形の構外作業などもございます。こういった作業を課されておるのが懲役受刑者の大体一般的な姿でございます。
あと、こまかい作業の就業人員であるとか、構外作業の態様であるとか、作業賞与金が安過ぎるではないかとか、あるいは外部からの注文でつくったものがどういう経路で流れるかというようなことは作業課長から説明させますので、よろしくお願いします。
業種別で見ますと、木工が十八億七千七百万円、印刷が十一億八千四百万円、洋裁が七億八千四百万円、金属が二十億三千九百万円、紙細工が三億三千六百万円、それから皮工の関係が四億四百万円、構外作業が一億四千四百万円、その他こまかい業種がございますけれども、主たるものはこういうとこでございます。 なお、それについております就業者の数でございますけれども、木工について見ますと、平均一日千名ついております。
しかしながら、これはいままでこの種のものを届けなければいかぬかどうか、これを届け出なければいかぬということに相なりますると、たとえば泊込み構外作業場とか、非常にへんぴな刑務所などにおきましては、頭が刈れなくなってくるという現象が起きる。で、この理容を業とするというのは、単に継続的にするというだけでは足りないのではないか。何らかの意味におきまして社会性と申しますか、というのが必要なのではないか。
具体的に申し上げますと、成人刑務所等の場合では、釈放前の、一応の矯正の目的が達せられたと認められる者については、外部の構外作業あるいは大井の造船作業場というような外部の工場に出役させて、一般の工員たちと一緒に生活をさせた上で釈放する。少年の場合でいえば、院外補導と申しまして、外部の工場あるいはしかるべき人に少年の身柄を託して一定期間訓練をさせた上で、いわゆる抵抗力を実験した上で最終的に釈放する。
それに対しまして、平均人員といたしまして、構外作業を除きますと、大体三百二十六名という数字が出ております。したがって、新施設は三百名という観点に置きましたのは、最近の収容者の増減傾向から見まして、三百名でまかなえるのではないだろうかということとあわせて、あすこには西神楽の構外作業場、農場がございます。
○説明員(福原弘夫君) 構外作業場という作業場でございますので、構外作業場は監獄の延長である、刑務所の一部分であるという見解をとってございまして、その構外作業場における収容はやはり在所者という立場を続けることになりますので、許されていると解しています。
また、日本におきましても、すでに最上農場等で、囲みのない地域でトラクターの技術等を身につけさして農業に従事するという基礎を与えて、それが非常に再犯防止に役立っておるというようなことも聞いておりますし、広島でも構外作業場の設備等も成績をあげておるようでございます。日本の土地事情、先ほど矯正局長がお答えになりましたように、現に市街地になってしまって移転を計画中の刑務所が二十三カ所もある。
それから受刑者処遇の技術的な方法として、分類優遇、累進処遇、開放施設等の作業をやる、あるいは中間処遇として閉鎖施設に付設の開放区ないしは半開放区への収容、構外作業場等の開放施設への移送、外部事業所等への通勤、帰住地等への帰休のような制度を採用する、受刑者に対します善時制の採用、こういうことをやりたい、こういうことで作業を進めておるわけでございますが、大きく申しますと、ただいま御質問のように憲法が改正
○説明員(勝尾鐐三君) はたしてお答えになるかどうかわかりませんが、御承知の松山刑務所の大井造船所の構外作業というのは、極端に言えば世界的に有名な開放施設だといわれておるものでございます。
○稲葉誠一君 大臣にもう一点だけお尋ねして、大臣関係は終わりにしますけれども、あまり立ち入ったことをお伺いして恐縮かと思うのですけれども、松山の刑務所の場合でも構外作業をやっているわけですね。作業中心というよりも、作業収入を中心として考えていると言っていいわけなんですね。構外作業で造船をやっているわけですが、そこでいろいろ働かせると、収入が刑務所の中に入ってくるわけですね。
○政府委員(布施健君) 収容定員は全国で六万二千二百二十人に対しまして、収容人員は六万三千二百三十三人、ただし、このうちから構外作業場がございますので、そちらのほうに出ておりますが、これを差し引きますと六万二千二百五十七名ということに相なります。
ただいま申し上げました農業では、食糧の自給をはかるかたがた、かようなそれに必要なと申しますか、最も構外作業に合ったものの訓練の場というような意味合いで活用していきたい、かように思っております。決して一カ所に固執するというような状態ではございません。
○説明員(杉田勝久君) ただいま申し上げましたのは、構外作業についております者の、一カ月平均の作業賞与金の金額を申し上げたのでございます。
そのときに、ちょうど広島刑務所では受刑者の構外作業を各所に実施いたしておりましたので、刑務所に御相談をして、受刑者に労務に服してもらったのであります。ところが、その後刑務所の方ではその仕事を自分でやりたいということをおっしゃいまして、いろいろ折衝を重ねました結果、その山林を売ってあげることにいたしました。そうして、その契約書もここにございますが、すっかり文書を作って契約をいたしました。